採用情報 recruit

学生さんとの想定Q&A

★農業の知識も経験もない自分が農協で働けますか?

 皆さんのやる気次第で大丈夫です。販売や指導、資材関係は直接農業と直結する業務もありますが、農業知識も経験もない状態で入組した職員も大勢います。皆、実践の中で徐々に知識を増やし、第一線で働いております。

★地元出身ではないのですが…

 当農協では全体の約2割が地元以外の方です。しかも全体の約5%が道外出身者です。農業に携わるなら富良野で、といった人も多いですが、富良野の地に住みたかったから、という人もいます。

★農業に関するような資格を取っておいた方がいいですか?

 配属先により資格も異なりますので、業務で必要なものを配属先の上司と相談しながら取得していただく方が良いかと思います。なお農協で指定した資格を取得すると、後日褒賞金の対象となるものもあります。

★農協はいろんな業務がありますが、異動はどのように行っていますか?自分が希望するところへ行けますか?

 農協は1つの企業で銀行、保険、製造、農産物販売、加工、工場操業、指導、資材販売、機械関係など様々な業務があります。部門を超えた異動となると「転職」に近い感覚となります。方針として、35歳位までは3部門程度の異動でいろんな業務を経験し、その人の適性に合っていると思われるところで中堅職員として活躍をいただきたいと思っています。また、定期異動の3ヶ月ほど前に自己申告書というものを提出いただき、やりたい業務などの希望を書くことができます。全て希望がかなうわけではありませんがアピールできます。

★ふらの農協は加工に力を入れており、自分も商品開発に携わりたい。

 当農協は他に先駆けさまざまな加工事業を行っており、自前の加工工場も持っています。しかしながら大手企業さんのような商品開発部門やマーケティング部門を設けているわけではありません。営業担当者がふらの産の農産物を原料としたものを使った商品が出来ないか、加工専門業者に相談したり量販店のバイヤーさんなどから提案をいただき外部の専門工場で製品化しているといったものも多くあります。「商品開発」というとちょっとイメージが違うかもしれませんが、こういったことに携わるチャンスはあります。

★富良野はどんなところですか?

 北海道のど真ん中、東に大雪十勝連峰がそびえる盆地地帯で道内でも有数の農業地帯です。またその雄大な農村風景が画になると国内外問わず人気ある観光地でもあり、富良野市では人口の約100倍にあたる年間200万人ほどの観光客が訪れると言われております。
 冬は-25度、夏は30度を超えるような気候ではありますが、生活に苦労するようなことはさほどありません。ふらの農協管内1市3町1村の人口は4万1千人ほどしかいませんが、基本的な生活には問題ありません。旭川へは車で1時間程度、札幌へも車で2時間程度で行け、旭川空港経由で東京へも日帰りも十分可能と地理的にも便利なところです。
 小さな地域ですので、人とのつながりは都市部より強いですし、休みに買い物に出かければほぼ必ず知っている人に会います。あとアパートなどの家賃が少々高いかなと思われます。
 「適度な田舎」なのではないかと住みながら思っています。

★今回のコロナウイルスによる影響や対応は?

 富良野という地域で生活に密着しながら活動している組織であること、人が生きるために必要な食べるもの(農畜産物)をつくっているということで、農協全体でみれば売上が昨年の半分以下だとか、9割減だといったことはありません。一部加工品は、在宅需要で発注・売り上げが伸びたものもありました。今年の農作物の販売は7月頃から本格化します。農産物価格も例年よりは厳しい販売環境になるかもしれませんが、雇用が維持できないとか、組織運営が困難になるといったようなことにはならないと思われます。
 農協内部での対応としてはマスクの支給、アルコール消毒、時間を決めての換気と一斉清掃、窓口でのアクリルボード設置、会議室を利用しての分散勤務など様々な対策を実施してきました。通勤も公共交通機関を利用する人はほとんどいないため、感染リスクも都市部より少ないと思われます。引き続き感染防止策を講じながら事業運営を進めてまいります。