青年部 youth department

 青年部組織は、農業後継者が経営者となるための準備組織であり、次世代の地域農業振興を担うリーダーを育成する組織でもあります。また、同世代の農業者の結集により、若い視点からの今後の農業について語り、新しい形の農業基盤を形成しています。JAふらの青年部は現在155名の部員で構成され、営農知識の向上と幅広い視野の確立を目指し、日々努力しております。全体としての活動も活発に展開しておりますが、各支部もそれぞれの特色を生かした活動を展開しており、農業者のみならず、青年部の存在を地域住民にも強烈なアピールをしています。
 日本の「食」と「農」を守る上では、青年部組織が重要な位置をしめており、JAとしても大きな期待を寄せており、活発な活動が展開されるよう支援しております。

青年部組織概要

部員数 155名
支部数 4支部
青年部執行部・監事 部長 1名
副部長 1名
書記長兼会計 1名
監事 2名
理事 3名
(令和6年3月1日現在)

事業内容・方針

  • 部員相互の連絡協調、親睦を深める
  • 青年部の強化拡充
  • 研修会の開催
  • 他農協青年部との交流

活動紹介

【本部】令和5年度上川地区JA青年部大会

 11月14日、旭川市トーヨーホテルにおいて令和5年度上川地区JA青年部大会が開催されました。本大会では、1分間CMコンテスト、実績発表大会、基調講演、アームレスリング大会、純農Boy上川オーディションが行われ、当青年部は、実績発表大会、アームレスリング、純農Boyに出場しました。
 1分間CMコンテストでは、道北なよろが最優秀作品に選ばれ、実績発表大会では、上富良野支部井村祐太氏による上富良野支部の活動をテーマとした発表を行いましたが、惜しくも優秀賞となりました。最優秀賞は、JA上川中央の「全国の盟友たちへ、とある単組からのひとつの提言」と題した発表が選ばれ、全道大会の進出を決めました。
 アームレスリング大会では、富良野支部 藤野雄仁氏が出場しましたが、準決勝にて惜しくも敗れました。また、純農Boy上川オーディションでは、南支部 新田祥吾氏がJAふらの代表として出場しました。オーディションではグランプリとはなりませんでしたが、農業への熱い思いが語られました。
 今回の大会では、昨年同様多くの盟友たちが参加し、大変盛り上がりました。団結力の高まった上川地区青年部の更なる活躍を期待しております。

井村祐太氏による実績発表

新田祥吾氏による自己紹介

藤野雄仁氏のアームレスリング

【上富良野支部】くず米集荷

 10月5日、愚図つく天候の中、地域の水稲耕作者を対象に毎年恒例となっているくず米の集荷事業を実施致しました。近年集荷数が減少する中、水稲耕作者各位のご協力により65俵3.8tを無事集荷する事が出来ました。
 機械化が進む昨今、パレットに積んだくず米をリフトで積下ろすだけの軽作業となってしまいましたが、自らの農作業を中断して青年部事業に尽力される盟友各位には頭が下がる思いです。
 また、青年部の事業運営に貢献できるならと協力下さる水稲耕作者の皆様には、積込みのお手伝いを頂き厚く感謝申し上げます。
 また、青年部事業の「くず米集荷」にご協力いただきました米穀課の方々には、本紙面をお借りし心よりお礼申し上げます。来年もまた宜しくお願い致します。

【中富良野支部】第3回「軽トラ朝市」開催

 8月11日、中富良野町農村環境改善センター裏駐車場において、軽トラ朝市を開催しました。
 午前10時30分より12時まで、その日の道内最高温度33度を上富良野で記録、中富良野も同様酷暑の中、青年部役員の呼びかけに賛同いただいた組合員の皆様により、軽トラ・軽ワゴン12台が会場に並びました。
 今年は趣向を変え、三つの地区会から部員のお手伝いをいただき飲食コーナーを設け、小さなお子さんを連れたお客さんには大変喜ばれていました。
 又、開催時間も早朝から日中に変更したことで多くのお客さんで賑わいました。
 開催時間前から来場いただき、時間を早めて開催すほどの盛況で、待ち望んでいた町民延べ約150名が、それぞれの生産者のところで、会話を楽しみながら買い物をしていました。

多くの来場者

毎回盛況のお花生産者

【富良野支部】子供農作業体験 収穫 作業

 8月21日に東小学校、8月22日に扇山小学校で、春の定植作業から始まった子供農作業体験事業の締めくくりとして収穫作業を行いました。
 両日ともに天候も良く、気温も高くなる中、青年部部員に手伝ってもらいながら、汗いっぱいに、じゃがいも、にんじん、玉ねぎの収穫作業をそれぞれに行いました。
 収穫したものを青年部部員に確認してもらいながら、腐れて食べられないもの、食べられるものに分けてミニコンテナに入れていました。
 子供農作業体験を通じて児童たちは、自分たちの手で農作業の流れである移植作業、管理作業、収穫作業を行い、何気なく食べていた野菜に親しみを持ってもらえるようになったのではないかと思います。

扇山小学校 じゃがいも収穫作業

東小学校 集合写真

【南支部】冬期研修

 11月20日~11月21日、JAふらの青年部南支部では冬期研修を行い、部員15名が参加しました。
 1日目は、江別製粉(株)と緑産(株)の視察研修を行い、2日目はエスコンフィールドのスタジアムツアーに参加しました。
 江別製粉(株)では小麦の製粉される過程について、実際に小麦粉を触りながら説明を受けました。小麦を生産されている部員も多く、真剣に聞いている様子が見られ、活発な質問がされました。
 緑産(株)では、最先端の農業機械の説明を受け、とても興味をもって聞かれていました。
 エスコンフィールドのスタジアムツアーでは、普段見る事のできないフィールドの裏側を見学することができ、貴重な体験となりました。
 この2日間を通して、部員一同の結束が深まり、充実した研修となりました。

江別製粉(株)での集合写真

エスコンへ向かう様子