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おせち料理の定番商品 「百合根」目合わせ会開催  

2017.11.14

 10月25日、おせち料理の定番食材である「百合根」の出荷が本格化するのを前に、JAふらの東山支所VCセンターでは11人の部員が参加し目合わせ会が行われました。冒頭のあいさつで部会長の蜂谷敬二さんは「百合根の生産には手間は掛かるが、良い物を出荷することで消費地からの評価を維持したい。」と話しました。
 目合わせ会では形状やサビと呼ばれる黒ずみ、根切り部分の処理など規格に関することから、百合根を保湿するために敷き詰められるオガクズの量や水分含量まで細かく説明がありました。 またJA職員から現在の集荷状況と市況、季節商品であることから出荷時期について説明がありました。
 生産者の福田和男さんは「収穫時期が遅い作物なので苦労も多い。その分、安定した価格を期待したい。」と話していました。
 JAふらのの百合根は、東山支所、中富良野支所を中心に6.5ha栽培されています。概ね12月中旬まで集荷が続き、主に東京・大阪・奈良方面へ出荷され、4,000万円の売上を見込んでいます。

真剣な表情で規格を確認する部会員