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玉葱選別施設 起工式

2021.06.21

 6月10日、富良野市南扇山で玉葱選別施設新設の起工式が行われました。

 当JA管内の玉葱選別出荷体制は、富良野市内に3ヵ所、中富良野町内に1ヵ所の計4ヵ所の選別施設で選別出荷されていますが、中でも、富良野市内の3施設は、昭和58年、昭和59年、平成元年に建設したものであり、設備の老朽化による作業効率の低下が課題となっていることから、「令和2年度産地生産基盤パワーアップ事業」を活用し南扇山玉葱選別施設に統合することになりました。

 現在の玉葱選別施設は、老朽化により施設運営経費が増大され、農家経営所得への圧迫が大きな課題となっております。今回、新設される玉葱選別施設では、最新技術のAI(人工知能)を用いたカメラを導入し選果精度の向上が期待でき、外部品質・内部品質の高位平準化によるJAふらのブランドの強化を実現し、選果コストの削減・農家経営所得の増大を目的としています。【施設の床面積は6232.68平方㍍。】

 起工式には、JAふらの植﨑組合長や関係者から約20名が参列されました。植崎組合長は「玉葱はJAふらのの主力品目であり、産地間競争に生き残るため地域の玉葱生産の振興に寄与・貢献していきたい。また、組合員の所得向上に繋がる安全で良い施設になってほしい」と挨拶し期待を寄せました。

 新設される玉葱選別施設は、令和5年産の玉葱選別に向けての稼働が予定されております。