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「やまとうメロン」の育苗始まる

2018.02.14

JAふらの東山メロン部会部会長の伊藤幸一さん宅では、1月26日に1回目のメロンの播種作業が行われました。伊藤さんはメロンの苗を全て自前で育苗しており、播種作業は10日おきに計6回に渡って行われます。

 

2月7日には今年最初に定植するハウス3棟分の苗の接ぎ木作業が行われました。「接ぎ木」とは、丈夫な根を張る強い「台木」と美味しいメロンを実らせる「穂木」を圧着する“職人技”です。接ぎ木された苗は大切に管理され、3月上旬にはハウスへの移植作業が行われる予定です。

 

育苗中、特に苦労されているところは「温度管理」とのこと。厳冬期なので温度を上げることに苦労していると思われますが、厳冬期でも日差しが差すと急激に温度が上がるので、一定の温度を保つための保温管理に気が抜けないそうです。朝は曇っていたが急に晴れ間が差し、急激な温度上昇を防ぐためハウス脇の雪を遮光ネット代わりに掛けたこともあるそうです。

 

天気との格闘を経て1回目に播種されたメロンは6月上旬頃より、「やまとうメロン」として出荷される予定です。ご期待ください。

接ぎ木前のメロン苗

 

接ぎ木作業の様子 まさに“職人技”です

 

慎重に、かつ手際よく作業が進みます

 

 

接ぎ木が完了した苗