青年部 youth department

 青年部組織は、農業後継者が経営者となるための準備組織であり、次世代の地域農業振興を担うリーダーを育成する組織でもあります。また、同世代の農業者の結集により、若い視点からの今後の農業について語り、新しい形の農業基盤を形成しています。JAふらの青年部は現在162名の部員で構成され、営農知識の向上と幅広い視野の確立を目指し、日々努力しております。全体としての活動も活発に展開しておりますが、各支部もそれぞれの特色を生かした活動を展開しており、農業者のみならず、青年部の存在を地域住民にも強烈なアピールをしています。
 日本の「食」と「農」を守る上では、青年部組織が重要な位置をしめており、JAとしても大きな期待を寄せており、活発な活動が展開されるよう支援しております。

青年部組織概要

部員数 162名
支部数 4支部
青年部執行部・監事 部長 1名
副部長 1名
書記長兼会計 1名
監事 2名
理事 3名
(令和5年4月1日現在)

事業内容・方針

  • 部員相互の連絡協調、親睦を深める
  • 青年部の強化拡充
  • 研修会の開催
  • 青年部広報誌「次代記」の発行
  • 他農協青年部との交流
  • 若手農業者における政策提言「ポリシーブック」の作成

活動紹介

【本部】JA上川地区青年部大会

 令和4年11月8日に「変革の時代へ 共に考え 共に進もう」をテーマにJA上川地区青年部大会が開催されました。新型コロナウイルスが発生する前の2019年度から数えると実に3年ぶりの通常開催です。約120名の盟友がアートホテル旭川に集まりました。
 今年の大会は「農業農村の魅力を発信しよう!」をテーマにした【動画で発信!農の魅力コンテスト】から始まり、13単組の30秒間の動画作品が上映され、最優秀賞にはJAびえい青年部の作品が選ばれました。
 基調講演では「BUZZMAFFに学ぶ発信力」と題して2部制で行われました。第1部は農林水産省公式Youtubeチャンネル【BUZZMAFF】の運営担当の白石様よりご講演頂き、第2部はBUZZMAFF「なまらでっかい道」を運営する北海道農政事務所の川口様、堀田様、浅石様よりご講演を頂きました。
 次に行われた青年の主張大会予選では、5単組5名の発表があり、JAふらのからは南支部東山地区の増田和樹さんが「跡継ぎ物語」をテーマに冒頭「竹取物語」に倣った文章から始まり、自己紹介、東山の地域の人たちの温かさ、先輩方の優しさ、環境の良さを内容にした作品でした。最優秀賞はJAたいせつ青年部の発表でしたが、増田さんの発表はとてもすばらしいものでした。

 今年は懇親会の前に純農Boyオーディションが行われ、13単組1名ずつ自己紹介のみの開催となりました。JAふらのからは上富良野地区の廣川徹さんが出場し、農業に対する熱い思いを語られました。
 本年度は3年ぶりのコロナ禍での通常開催でしたが学ぶことも多くあり、当たり前にできていたことの重要性を再確認できたと思います。

【上富良野支部】こども縁日の開催

 2020年1月よりコロナウィルス蔓延対策として様々なイベント、お祭り等が中止されて今年で3年目を迎えます。
 今年はウィルスの蔓延が完全に終息した訳ではありませんが、蔓延防止対策が功を奏し色々な面でコロナ禍の拡大以前の日常が戻りつつあります。また双方の役員年齢が近く同級生が多いJA青年部と商工青年部の交流が密接になって来ており、この度商工青年部の発案により「こども縁日」と称し子供達に夏の一日を大いに楽しんで貰う催しを企画しました
 「はたらく車」の展示、射的、輪投げ、ストラックアウト等の催事テントやキッチンカーフェスも準備し、子供達が楽しい夏の一日を満喫出来る様、麦収穫準備や牧草収穫が忙しい中にも拘らず汗を流しました。

【中富良野支部】軽トラ朝市の開催

 8月13日朝6時よりJA中富良野事務所駐車場にて軽トラ朝市を開催しました。今年度は昨年の軽トラ朝市で回答していただいたアンケートなどをもとに開催時間の変更や出店物の多様化を目指し準備をして開催しました。当日は参加申し込みいただいた生産者13名と昨年に引き続き出店したくださったマルシェオガール店の計12台の軽トラが軒を連ね朝6時からと早い時間にも関わらず150名を超えるご来場もあり非常に活気のある朝市となりました。
 今年度から新たに生産者手作りの手芸品などの出品も募り、おしゃれな装飾を施した買い物かごや色々な柄の腕ぬきも店頭に並び来場者の目に留まっていました。

【富良野支部】夏期交流会の開催

 今年度の夏季部員交流会は、コロナウイルスの影響で、6月7月は緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の期間だったこともあり、一時は開催することを断念しました。しかし、10月から緊急事態宣言が明け、コロナウイルス感染者数が比較的に落ち着いていたため、10月8日に夏季部員交流会であるソフトボール大会を開催することができました。
 夏季部員交流会を開催するにあたって、今年度もコロナウイルス対策を徹底しました。当日の体調と体温のチェック、各備品の消毒、消毒液の設置、密にならないよう個人での移動、競技中もマスクを着用するよう呼びかけました。また、1週間以内にコロナウイルスの発生地域に行かれた方は自粛していただきました。家の仕事も忙しい中、22名もの部員に参加していただきました。
 今年度は、地区毎にチームを作るのは難しかったため、全地区混合で3チーム作り、足りないポジションには他チームから助っ人を借りながら試合を進めました。全地区混合だったため、普段関わることの少ない部員とも交流することができ、貴重な親睦の場となりました。また、試合もホームラン賞が3人、優勝チームには賞品が当たり、大変盛り上がった夏季部員交流会となりました。

【南支部】子供農作業体験の開催

 南支部山部地区では山部小学校5、6年生を対象に授業の一環として、水稲の栽培体験を行いました。
 6月2日、渡辺潤一氏の水田を借り、快晴の中での田植え体験を行いました。大変な手植え作業は全身泥だらけになりながらも終始笑いの絶えない授業となりました。
 植え付けから一ヶ月後に行った生育調査では青年部員へ、子供たちが持ち寄った疑問や育った稲について積極的に質問しており熱心な様子が伺えました。
 9月14日には稲刈り、はさ掛け作業。大きく生長した稲と刈り取った沢山の稲を束にして、子供たちは大変満足そうでした。
 乾燥が終わり10月26日に行った脱穀作業では、昔ながらの道具と大きな音を立てて動く機械に少し緊張した様子の子供たちでしたが、脱穀の工程を経て見慣れたお米の姿に変わっていく様子を楽しんでいました。
 仕上がったお米は調理実習でお味噌汁と共に試食しました。自分たちで手をかけたお米はより一層美味しく感じられた事と思います。
 生徒さんたち自身が馴染みのあるお米の生産から食すまでの過程を身を持って経験したことで、今後の食農への理解や興味を深めるきっかけになればと思います。

青年部 Facebookページ

 JAふらの青年部ではFacebookページを運営しております。

 (1)農村青年の活動を世間に発信することでふらの地域の農業や農産物、ふらの農協に関心を持って頂けるようにアピールすること。
 (2)ふらの農協及び青年部の活動をより身近なものとし、盟友同士の情報交換を活発にすることを通じて、青年部の活性化と盟友の結集を図り、農業の担い手を育成すること。

 以上の2点を目的としております。

 JAふらの青年部の活動についてFacebookを通じて身近に感じて頂ければと思います。
 また、各支部の活動も紹介しております。詳しくはこちらのページ をご覧下さい。

 ご利用に当たってこちらの規約と運営方針 をご覧下さい。(Facebookページにアクセス頂いた時点で同意して頂いたものとします。)