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特集ページ 台風大雨災害から1年 南富良野町 森 彰廣さん

2017.06.30

南富良野町 森 彰廣さんに被災時の状況と種イモの取組等についてお話を伺いました。

空知川決壊時の様子  

 夜10時頃、2回目の避難指示があったのですが、高齢の親が避難所には行きたくないと言うので、自宅の2階で待機していました。未明に空知川が決壊し、倉庫は20㎝冠水しましたが、自宅はたまたま基礎が高い作りだったので、床下浸水までの被害でおさまりました。他の被害に比べれば、軽微なほうかもしれません。

森 彰廣さん

JAふらの種子馬鈴しょ部会部会長

種イモ産地として
農地の復旧作業 堆肥(たいひ)散布

 南富良野町は、種馬鈴しょの産地です。被災地区の幾寅では、3件の農家が今年の種イモの作付けを休みますが、うち2件は次年度以降の復活を計画しています。1件の農家は大半の農地がまだ復旧していないので、農地を借りて種イモを作る計画です。それ以外の大半の農家は、畑を選びながら、現状維持からやや減で作付します。自分も約2割減で植えました。春の営農前の時点での南富良野全体の集計では、平成29年度の作付面積は前年対比の87%となっています。
 平成30年度には、休んでいる人の農地が復旧し、わずかずつ増やしていけるとは思いますが・・・
おかげさまで当産地の種イモは取引先様に評価を頂いています。南富良野も「わずかずつ」元に戻していく努力していきますが、上富良野・中富良野・富良野を合せて『JAふら』のとして種イモの供給責任を果たしていけるように働きかけていきたいです。