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にんじん播種始まる

2017.4.18

富良野市内では、にんじんの播種(はしゅ:種まき)作業が始まりました。播種作業を請負うJA子会社のアグリプランでは、4月16日から同社所有の真空播種機を運び込み、オペレータは播種間隔や深度を慎重に確認しながら播種作業を開始しました。今後は6月までに作業委託を受けた約95haの播種を行う予定です。

JAふらののにんじんは、昨年台風による空知川決壊の影響で、南富良野地区での農地の流亡や、冠水による収穫断念など大きな影響を受けました。農地については今年度以降に復旧作業に取りかかる所もありますが、影響の少なかった圃場を選定するなど面積の維持に努め、平成29年度の計画では昨年対比5%減の210haの計画となりました。

本年度も例年どおり7月下旬から10月下旬までの約3か月の出荷を計画していますが、昨年は計画の約半分の出荷にとどまったことから、高品質にんじんの収量確保、および安定出荷ができるよう、天候が安定的に推移することを生産者はじめ関係者一同が願っています。